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【ネタバレ注意】志駕晃『スマホを落としただけなのに』の感想

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「彼氏のスマホを拾ったのは連続殺人鬼?!」

 

 

11月に映画が公開される

今話題の小説。

 

 

『スマホを落としただけなのに』

志駕晃

(2017年)

 

 

<あらすじ>

 

稲葉麻美の彼氏の富田誠がタクシーの中にスマホを落としたことが、すべての始まりだった。
拾い主の「男」はスマホを返却するが、男の正体は狡猾なクラッカー。長い黒髪を持った美しい麻美を気に入った男は、麻美の人間関係を監視し始める。そして、セキュリティを丸裸にされた富田のスマホが、身近なSNSを介して麻美を陥れる狂気へと変わっていく。一方、神奈川の山中では女性の全裸死体が次々と発見されて、いずれも身元不明。神奈川県警の毒島徹は、捜査線上に浮かんだ波多野淳史という男を追いかけるのだが……。

 

 

<登場人物>

 

「男」 ---ひきこもり、ダークウェブのクラッカー

稲葉麻美 ---黒髪の美人、花山商事営業庶務課

富田誠 ---大手電機メーカー従業員、麻美の彼氏

毒島徹 ---神奈川県警刑事部

加賀谷学 ---神奈川県警刑事部

加奈子 ---麻美の大学時代の友人

西野真奈美 ---黒髪の美人、被害者

武井雄哉 ---M商事、麻美の先輩

小柳守 ---富田の会社の人事部社員

浦野善治 ---S社テクニカルマネージャー

池上聡子 ---黒髪の美人、被害者

宮本まゆ ---デリヘル嬢、最初の被害者

斉藤本部長 ---神奈川県警刑事部本部長

波多野淳史 ---指名手配された男

 

 

<感想>

 

男がタクシーで拾ったスマホに

「稲葉麻美」から着信があった。

スマホの持ち主の富田に返すのだが、

美しく長い黒髪の麻美に興味を持った男は

スマホのデータを取り込み

富田と麻美の周辺を徹底的に調べ上げ

フェイスブックで知人になりすまして

周到に麻美を追いつめて行く。

神奈川の山中で次々に発見された

身元不明の全裸の女性死体は

いずれも長い黒髪の女性。

男が次に狙うのは……。

身近に潜むSNSの恐怖を扱った

緊迫のサスペンスホラー。

 

 

第15回「このミステリーがすごい!」大賞

最終選考作品『パスワード』を

改題し加筆修正したもの。

受賞には及ばなかったものの

隠し玉として出版された。

 

ストーリーは3人の視点で進む。

①スマホを拾った「男」

②男に狙われる「稲葉麻美」

③身元不明の女性死体を捜査する「毒島刑事」

 

やがて連続殺人の犯人が

この男の仕業であると

読者にもわかるようになり、

男の異常な過去も語られる。

追う者と追われる者、

最悪なことが起こる前に

警察は辿り着けるのか?と

ハラハラと手に汗握る展開が

読者を引きつける。

 

 

 

これは怖い。

今やスマホはあらゆる機能を持った

現代社会の必需品です。

スマホを落としただけで

個人情報が盗まれて悪用されたら

たまったもんじゃない。

 

とくにフェイスブックは

なかなか怖くて利用できない。

この作品を読んだら尚更です。

良い警告になりました。

 

そのフェイスブックを

あまり使っていなかった麻美が

友人に教えてもらいながら

写真を投稿したら、

「いいね」がたくさん付いて

どんどんSNSにはまっていく姿が

SNSあるあるだよなぁと微笑ましくなった。

 

 

解説で五十嵐貴久氏が

「すべてが目の前に提示されていたのに、なぜ気づかなかったのか。ラストで待っている驚天動地のトリックには、誰もが目を疑うだろう」

と大袈裟に書いているが、

ほとんどの読者には

簡単に察することができてしまうため

これはあまり期待すぎない方がいい。

 

個人的に

2つ良かった点があった。

 

1つはピンチに陥った主人公の脱出方法。

あの「機能」を利用するとは

現代のミステリーらしいなと思った。

もう1つは

ラストの富田の台詞。

ここはちょっとウルッとくる場面です。

 

 

★★☆☆☆ 犯人の意外性

★★★☆☆ 犯行トリック

★★★★☆ 物語の面白さ

★★★☆☆ 伏線の巧妙さ

★★☆☆☆ どんでん返し

 

笑える度 -

ホラー度 ○

エッチ度 ○

泣ける度 ○

 

評価(10点満点)

 7点

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

------------------------------

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※ここからネタバレあります。

未読の方はお帰り下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

-------------------------

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1分でわかるネタバレ

 

○被害者 ---●犯人 -----動機【凶器】

宮本まゆ ---●浦野善治 ---憎悪【失血死:ナイフ】

※本名が不明のため、浦野善治で統一。

②~⑩不明 ---●浦野善治 ---娯楽【失血死:ナイフ】

そのうちの2人が

池上聡子 ---●浦野善治 ---娯楽【失血死:ナイフ】

西野真奈美 ---●浦野善治 ---娯楽【失血死:ナイフ】

 

<結末>

フェイスブックを乗っ取られ、

麻美はピンチに陥ったが

浦野に助けてもらって解決した。

後日バーで1人で飲んでいると

その浦野が近づいてくる。

 

席を外した間に睡眠薬を盛られて

気が付くと麻美は

浦野の部屋に拘束されていた。

この男がスマホを拾って

麻美を罠にはめた犯人だったのだ。

 

浦野の留守中に

siriを使って富田に連絡し、

危機一髪のところで富田が助けに入る。

警察もかけつけて事件は解決したが

富田は麻美の秘密を知ってしまった。

 

麻美の正体は「山本美奈代」

本物の麻美は自殺していて

美奈代が人生をやり直す為に

麻美として生活していた。

美奈代は「渚さゆり」という

AV女優の過去があり

そのことを富田に知られた以上は

もう距離を置くしかない。

そう思っていた彼女の元に

1通のメッセージが……

「あさみん、新しい戸籍で

俺と人生をやり直しませんか?」

麻美の頬を涙が流れ落ちた。

 

 

どんでん返し

 

この作品のどんでん返しは

稲葉麻美の正体。

 

稲葉麻美は「山本美奈代」だった。

……と言っても

名前しか出て来ない人物なので

驚き自体は薄いです。

 

美奈代というのは

麻美の大学時代の同級生。

2人は姉妹と見間違うほど似ていて

ルームシェアをしていた。

お金に困って

AV出演したのが家族にバレて

生きるのが辛かった時に、

うつ病だった麻美は

自分が美奈代として自殺し、

美奈代に麻美として生きるように託す。

 

整形して髪も黒く染めて伸ばして

美奈代は稲葉麻美として

新しい人生を生きていたのだった。

 

 

ピンク色は伏線です。

 

通常パスワードを変える場合

より特定されにくいものに変えるもの。

この場面を読んで

何か違和感がなかっただろうか?

“麻美は念のためにパスワードを変更することにした。

ログインしたままのページから、「アカウント設定」から「一般」そして「パスワード」へ行き新しいパスワードを設定する。

sayuri0709

麻美にはこの文字列が特定されるとは思えなかった。しかし万が一、この文字列が本人の誕生日である0709とともに特定されることがあったら、とんでもないことになってしまう。

だからちょっとだけこのパスワードを変更することにした。

sayuriはそのままにして、数字の部分だけを変えればいいと思った。しかしここに電話番号や住所を使うのは、リアルな自分の個人情報が漏洩するようで怖かった。そこでsayuriという名前と関係のない誕生日、つまり稲葉麻美自身の誕生日の0118を組み合わせることにした。

これなら絶対にばれることはないだろう。”(P.134)

 

麻美は「sayuri0709」の数字の部分を

さゆりの誕生日「0709」から

麻美本人の誕生日の「0118」に変更した。

なぜ自分の誕生日にする?と

疑問に思った人もいたはず。

 →これは「自分のでは無い誕生日」だから

  安全だと思って変えているのです。

 

さらに言うと

リアルな自分の個人情報が

漏洩するのを怖がっているのに

麻美の誕生日にすることは矛盾している。

 →つまり“彼女は麻美ではない”ということ。

 

彼女の正体「山本美奈代」も

麻美のメールアドレス

読者への手掛かりが示してある。

“稲葉麻美のスマホメールのアドレスがmina0709だったので、てっきり今までは、0709はminaという人物の誕生日だと思っていた。”(P.157)

 →minaというのが「美奈代」であり、

  麻美の正体だった。

 

このパスワードの手掛かりが秀逸で

投稿した当時の作品名も『パスワード』で

パスワードに注目すれば

この謎が解けていたのは素晴らしい。

 

④麻美の母からメールが来た時の反応も

大きな手掛かりだ。

“そんなことより憂鬱なのは、麻美の母親、稲葉洋子からのショートメールだった。今朝、久しぶりにスマホにそんなメールが着信していた。この稲葉洋子と稲葉麻美は血の繋がった母子ではない。そんなこともあり稲葉麻美は母親とそりが合わず、それが嫌で東京に出て来たようなものだった。”(P.135)

 →血が繋がっていないのは別人だから。

  母親に会うと偽物とバレてしまうので

  会わないように逃げている。

 

 

一方、犯人の浦野の伏線。

 

浦野が小柳守になりすまして麻美に近づく。

“もう二人ぐらい申請しとくか。

そう思った男は、今度は富田のフェイスブックページの「友達」を調べた。

稲葉麻美は富田の会社に派遣されていたこともあるから、この中の何人かは顔見知りかもしれない。特に富田がいる会社の社員は、元同僚ということもありガードは緩くなるはずだ。それになんと言っても有名企業だ。その社会的な信用は大きい。その会社名だけで、「友達」になりたいと思う女性だっているはずだ。男は富田の同僚社員の「友達」の中から休眠状態のページを探し出し、同じようになりすましページを作成した。”(P.91)

 →この富田の友達が「小柳守」だった。

 

ついでに大学の同期の

「戸部真彦」もそう。

こいつを介して「浦野善治」が登場する。

 

 

富田がGPSでスマホの位置を

探すアプリを入れる場面も

序盤にしっかり書いてある。

“「あさみんのスマホにも入っているかもしれないけど、スマホをなくした時のために、GPS機能を使ってスマホを探してくれるアプリがあるんだよ」

「へぇ、そうなんだ」

富田がそのアプリを開くと地図が表れ、確かに今自分たちがいる水道橋界隈を示している。

(中略)

「それはいいわね。今度、わたしのスマホも登録しといてよ

「いいの?」

「なんで」

「そうするとあさみんがどこにいるか、ずーっと俺のパソコンで監視できちゃうことになるけど」

「あ、そうか。それじゃあ、わたしのパソコンに設定してよ」

「うん、わかった。今度、あさみんのパソコンに設定しておくよ」”(P.59~60)

 →この時の約束があったから

  麻美の居場所がわかった。

 

 

その他、印象に残ったもの

 

麻美が浦野に捕まって

縛られて動けない状態で

ボストンバッグの自分のスマホで

助けを呼ぶ場面。

「ヘイ、シリー!」で

iPhoneの音声サポート機能の

「siri」を呼びだしてスマホに触れずして

電話をかけるというのは

良いアイディアでした。

 

「siri」に話しかけた内容は

Apple社で2年間保存されているらしいので

それを使った事件解決法も

今後ありそうです。

 

 

毒島が言う警察にとって

1番捜査しにくい事件は

死体が発見されないこと

という台詞もなるほどと納得。

“「ああ。加賀谷、俺たち警察にとって、一番捜査しにくい事件はなんだかわかるか?」

「さあ?」

死体が発見されない事件だよ。死体が発見されなければ、事件そのものが存在しない。そうなれば俺たち警察が手の出しようもない」

「そうですね。死体がなければ捜査本部も敷かれないわけですから」”(P.44)

 

ちなみに豆知識。

「わ」ナンバーはレンタカーらしい。

 

それと

「ハッカー」と「クラッカー」の違いも

よく間違われるけど

「ハッカー」はコンピューター知識に詳しい人で

「クラッカー」はそれを不正に利用する人。

ハッキングというと

コンピューターに侵入して

悪用するイメージがあるから

「ハッカー=悪」だと思われているが

クラッカーの方が悪と覚えておけば大丈夫。

 

 

この作品、

やたらコーヒーショップや

コーヒーを飲む描写が多い。

犯人の浦野はカフェラテが好きそうだが、

富田のランサムウェア解除に現れた時は

アイスコーヒーを注文していた。

そこはカフェラテだった方が

上手く繋がるのに……。

 

 

タイムリーな話題で

9月30日の『好奇心クラブ』という

ダウンタウン松本さんMCの番組で

スマホに悪質なアプリを送りこんで

データを丸裸にする手口が紹介されていた。

 

駅やホテルやファミレスやコンビニなどの

公共のWi-Fiにまぎれて

他人のスマホにアプリを侵入させるらしい。

1度でも公共のWi-Fiを使った人は

侵入されている可能性がある。

 

クラッカー側はそのスマホの情報を

全て見ることができるが、

侵入された側のスマホには

何の変化もないので気づかない。

電話番号や位置情報、

写真やメールのやりとりも閲覧できて

スマホの画面に写っている

自分の顔さえも相手には見えている。

 

このアプリが入っているかどうか

調べる方法は

「設定」のアプリ一覧を見ること。

侵入されていると

App Storeで買った覚えのない

変なアプリが入っているそうです。

怖いですね……。

 

 

 

欠点は?

  • 警察の捜査が杜撰。被害者の身元がそこまで判明しないのは不自然。
  • 被害者になりすまして留守電で対応しているが、リアリティがない。知り合いが追いかけて来たり、1年も違和感に気づかないのは無理がある。そもそも留守電の聡子の声は「営業用の声」であり、普段よりトーンが高いはずだから、雑な編集だと身内が気づかないはずがない。
  • フェイスブックのなりすましもそんなに上手くいかない。もう友達の相手がもう1度「友達申請」してきたら、さすがに変だと思いますよ。
  • 自殺した人物と入れ替わるのも……無理があるかと。
  • ハスキーな声が男の特徴なのに、浦野の声を聞いて気づかないのもおかしいし、浦野がハスキーという手掛かりも後出し。
  • AV出演歴があったとしても、現在進行形ではないのでそこまで引くかなぁ。武井と浮気(キス)していたことの方が亀裂が入りそう。
  • 「渚さゆり」の名前が事前に1度も出ていなかった。(パスワードのsayuriのみ)
  • 富田の持ってきたバットの入手経路が不明だし、バットで後頭部を殴られたら普通は無事では済まない。
  • 第6章372ページから375ページまでの動画再生の流れを、視点を替えて2回も繰り返す必然性を感じない。
  • 麻美は自分のパソコンを富田に触らせるくせに(GPSの設定を入れさせた)、見られてはいけない渚さゆりのAV動画を始末していないというのはおかしい。
 

 

よくある疑問

 

 

Q,加奈子と付き合っていた男は何者?

 

その男も浦野です。

これは「男」の独白場面。

“友人の一人に加奈子という女性がいて、その人物とは頻繁に会っていた。加奈子はフェイスブックをやっていたので、麻美のページに残された過去のメッセージのやり取りで二人の間の情報もかなり集まった。唯一、この友人だけが面倒だと思ったが、何かあったら、最悪殺してしまえばいいと思った。”(P.294)

元M商事の東大出身のアスペルガーとして

加奈子に接近しています。

黒髪の女性にしか興味が無いのに

目的のためには手段を選ばない。

 

中盤で加奈子が

不思議なメールを受け取っている。

「あなたの友人AIのカレシMTを信じてはいけない」

これが犯人の仕業なら

そもそも加奈子のスマホの

メールアドレスを知ってることが

犯人を特定するヒントになる。

 

「波多野淳史」

「小柳守」

「東大卒のアスペ」

「戸部真彦」

「浦野善治」

様々な人物を使い分けて

ターゲットに近づいていたのです。

 

 

Q,武井は麻美と美奈代とも付き合っていたの?

 

美奈代だけです。

麻美の語りは美奈代なので、

同一人物が昔のことを回想している。

武井は麻美とは普通の友人ですが

チャンスがあればエッチしようと狙っていました。

 

 

Q,美奈代と付き合っていたのに、武井が麻美を見て美奈代だと気付かないのはおかしいのでは?

 

顔は変えても声は変わらないから

美奈代だと見破ることはできたが、

武井にそこまでの記憶力や

美奈代への愛情がなかったということでしょう。

 

同様にハスキーボイスな電話の男が

浦野として現れても

別人と言う認識から

麻美の記憶の中にある

男の声と繋がらなかった。

わざと低い声で電話に出たり

ボイスチェンジャーを使って

声を偽装した可能性もある。

 

 

Q,富田はいつどこでバットを用意して来たのか?

 

入手経路は不明です。

浦野の部屋にあったとは思えないし、

わざわざ買いに行く余裕もないし、

消去法で富田の家にあったものを

持ってきたことになる。

元野球少年だったとか

弟が野球をやってるとか伏線がほしかった。

 

 

Q,警察が現場に踏み込んだ時、加賀谷はどうやって犯人に気づかれず背後に回れたのか?

 

銃声がして部屋の正面に立っていたのは

毒島1人だったので、

発砲直前に加賀谷が部屋に入り込んで

毒島が注意を引きつけている間に

犯人たちの背後に回り込んでいたと推測できる。

 

あるいは毒島が威嚇射撃して

割ったガラス窓から入ったとも考えられるが

残った破片が危ないし

破片を踏むと音が出るし、

どの位置にあるか不明なので

角度的に窓からは難しいと思う。

 

 

Q,麻美=美奈代という秘密を仕掛け無くても、麻美にAV出演歴があるだけでも話として成立しているのでは?

 

そこはミステリーの新人賞に送る作品ですから

読者を驚かせる「叙述トリック」が

必要になったのでしょう。

SNSのクラッキングにリアリティがあったのに

麻美=美奈代の入れ替わりが

現実的でなさすぎて

蛇足に感じてしまうのは惜しい部分です。

 

 

映画化決定

 

2018年11月2日から

映画が公開されます。

 

 

 

 

 

この本を読む時に

キャストをチラッと見ていたので

北川景子さんが麻美役と知って

イメージをバッチリ重ねて読みました。

 

彼氏の富田役は田中圭さん。

 

(原作の)犯人である

浦野役は成田凌さん。

ポスターにも写っているので

重要人物なのはバレバレです……。

 

監督は『リング』の中田秀夫監督。

ジャパニーズホラーの巨匠が

どのような演出と手法で

震えさせてくれるのか楽しみです。

 

 

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