1998年11月27日。
セガ・エンタープライゼス
(現 セガゲームス)がリリースした
「ドリームキャスト」。
“ドリキャス”や“DC”などの愛称で親しまれ、
湯川専務のCMなどで話題になった
ドリームキャストが20周年を迎えました。
セガ信者というわけではないですが、
プレステとサターンの次世代対決で
サターンを選んでいます。
それは「バーチャファイター」が
あったからですが、
その後もソニー陣営に
人気に差をつけられながらも
奮闘するセガが好きで
ドリキャスもかなり遊んでいました。
あれからもう20年も経つんですね。
早いものです。
せっかくの記念日なので
俺のドリキャスの思い出みたいなものを
書いてみようと思う。
●ビジュアルメモリー
ライバルのプレステが
「ポケステ」という「たまごっち」的な
メモリーカードを出して
ドリキャスもメモリーカードに
ビジュアル表示できるものを搭載した。
本体ではなく
コントローラーに差し込んで使うため
結果的に手元のサブ画面として
キャラの状態や
ステータス表示などに利用されたが
有効な使い方をしたゲームを
ほとんど知らない。
ただの「でかいメモリーカード」
で終わったように思う。
コントローラーには2つ穴があって
ビジュアルメモリーと
振動パックを差しこむのが基本。
いわゆるデュアルショックです。
●インターネット機能
ドリキャスと言えば
『ファンタシースターオンライン』と言う人もいる。
ドリキャスはインターネット機能が
標準で搭載されていた。
しかしながら俺の家は
当時インターネットが引いてなくて
その楽しみを味わえなかった。
ああ残念。
●丸いフォント
ドリームキャストのアドベンチャーゲームなどの
テキストに使われるフォントは
プレステのゲームより「丸くて可愛い」
例えば同じゲームが
プレステとドリキャスで
同時に発売された場合、
俺はどちらも買うけど、
(購入特典が違うので)
ゲーム内容は同じことが多い。
その場合、
ドリキャス版の方をプレイしました。
それは文字が丸くて読みやすいから。
使えるフォントが違うんです。
ちなみに俺はこれを
「ドリキャスフォント」と読んでいて
昔ノートに文字を書く時に
このフォントを
真似て書くように練習しました。
●思い出のゲーム
これは多すぎて語り切れない。
ゲームのことを語っていいなら
1日中でも語りそう(笑)
まずは定番の
『サクラ大戦3』を上げておきましょう。
このOPの「御旗のもとに」は
起動するたびに見ていました。
キャラではグリシーヌが好きで
美人で色気のあるキャラなので
どストライクでしたね。
気の強い彼女がデレた時は
最高なんすよ。
ストーリーは後半に「パリシィ」という
余計な要素が入ったために
破綻したのが残念だった。
1番好きなゲーム『kanon』
俺がドリキャスでプレイした中で
これを越えるゲームは無い。
肉まんを食べると
「あぅ、肉まん」って言うし
ぶつかった時に
「うぐぅ」と言ってしまうのは
このゲームの影響だ。
元はPCのゲームだが、
当時はパソコンなんて手が出なかった。
前評判が高くて
「泣ける!」と言われていたが
どうにもキャラクターの絵が
子供っぽ過ぎて抵抗があった。
エッチ要素抜きの全年齢版が
ドリキャスで出たからプレイしたら
そのストーリーの素晴らしさに大感動。
キャラクターそれぞれに「秘密」があって
それを知った時に
ここまでゲームで泣かされたのは
今までに無かったので
とても想い入れが強いゲームです。
名台詞で好きなのは
真琴シナリオが1番泣いたので
ものみの丘で祐一が
命が尽きようとしている真琴と
結婚式を挙げる時に
祐一が心の中でつぶやいた台詞。
「子供のようにはしゃいで、みんなを困らせて……真琴は幸せだっただろうか。それでも家族で一緒にいて、真琴は幸せだっただろうか。嫌いな俺なんかといつも一緒にいて、真琴は幸せだっただろうか。すべては、報われただろうか。それでも本当はみんな大好きだったことに気づいていれば幸せなはずだった。うわべではいがみ合っていても、俺もお前を大好きだったことに気づいていれば、幸せなはずだった。でも、お前はいつだってあまのじゃくだったから……。ちょっとだけ心配だよ、俺は」
この後が号泣……。
真琴の台詞だと
「暖かいのがいい。春が来て……ずっと春だったらいいのに」
この意味がわかるとさらに泣けた。
あゆの最後のお願い。
「ボクのこと、忘れてください」
これも泣けるやつ。
違う意味の名台詞では
名雪が目覚まし時計に
吹きこんだボイスメッセージ。
「朝~、朝だよ~。朝ごはん食べて学校行くよ~」
この名雪の声優が国府田マリ子さんで
目覚ましボイスなのに
逆に眠くなるような声なのが良かった。
全然力強くない
「ふぁいとっ、だよ」も捨てがたい。
『スペースチャンネル5』
おバカなノリと
へんてこなストーリーの
リズムゲームで、
基本はお手本の動きを
覚えて同じコマンドを繰り返すだけ。
「アップ、ダウン、アップ、ダウン、シュー、シュー、シュー」に
「上、下、上、下、A、A、A」と入力する。
基本これだけなのになぜかアツイ!
もう最後はどんどんスピードアップして
めっちゃ長くなりやがって
覚え切れね~ってなって
何度もやられつつも
面白くクリアした稀なゲーム。
スペースマイケル(本人)というキャラを
マイケル・ジャクソンが
アフレコしたという話だったが
あれってネタですよね?(笑)
このゲーム、
昔職場にいた同僚のI君が好きで
プレイムービーを撮って
DVDに焼いて渡してくれたっけ。
今でもDVD持ってるよ。
懐かしい思い出。
I君、今頃どうしてるかなぁ……。
『ルーマニア#203』
「room(ルーム)」の「mania(マニア)」
という意味で
主役はネジ君という普通の大学生。
プレイヤーはネジ君ではなく
神の視点で彼の部屋の中にある
いろいろな「物」に注意を向けさせて
彼の人生に干渉して
平凡な人生に変化を起こすことが目的。
いわゆる「のぞき」がテーマの
人生介入型アドベンチャーという
他に類を見ないゲーム。
キャラが女の子だったら大問題だが
男の子だから当時は許された感がある。
『バーチャファイター3tb』
やっぱりこれは上げておかないと。
バーチャにどれだけ金を使ったか。
当時はゲーセンに入り浸っていたが、
俺はこの辺りから鉄拳3にかけて
格ゲーの才能の無さに気づいてしまう。
瞬間の判断力、
難しいコマンドの正確性、
どうしても越えられない壁を感じ、
バーチャ4に手を出さずして終わるのであった。
『こみっくパーティー』
これも良かったよ。
パソコンのエロゲーだけど、
コンシューマ版で発売したのでプレイ済み。
同人誌即売会「こみパ(コミケのこと)」が舞台の
熱血コメディ&ラブストーリー。
漫画の原稿を描く時にアナログスティックを
グリグリするのが楽しかった。
アニメにもなったが共通のOP曲
「君のままで」が名曲。
ドリキャス版の追加キャラの
御影すばるが良キャラだった。
語尾に「ですの」を付ける変な子で、
何事にもポジティブすぎる性格だが
致命的に絵が下手くそ。
それでも情熱だけで
頑張る姿に胸を打たれた。
このゲームの台詞は
熱いものが多くて
絵を描く人は励まされるものばかり。
主人公の和樹の台詞から。
幼馴染みの瑞希は
マンガに偏見を持っている。
和樹「なにが?いい年こいてマンガやゲームはまってることがか?」
瑞希「ま、まあ……そんなとこ」
和樹「でも、今の時代はマンガやゲームが子供向けとは限らねえぞ」
瑞希「どういうことよ」
和樹「仮に子供向けだからって、出来が悪いとか子供だましとは限らねえ。だいたい、そのおおもとのマンガやゲーム作ってるのは、そのいい年こいた大人だぜ。そういうのを作ってるやつも、見てるやつも、子供の頃の鮮烈な感動を、今でも覚えて憧れてるだけだよ」
和樹「あんなあ、瑞希。おまえ美術評論家にでもなるつもりか?」
瑞希「え?」
和樹「だったら、ワアとかキャアでいいんだよ。感想なんてモンは。っていうかそれが大事だろ?」
瑞希「……」
和樹「言葉並べなきゃ、ウソになるのか?違うだろ?例えばこの弁当だって……俺がさっきから、うまいうまいとか言ってるけど、グルメガイド書けるほど俺、料理の知識ねえぞ。だったら、瑞希のメシはまずいってことになんのか?俺に瑞希の弁当食う資格ねえのか?」
瑞希「そんなこと……。あたしは、あんたにどうしてもお詫びの気持ちを伝えたかったから……」
和樹「だろ?俺のも一緒だよ。俺の絵もマンガも。瑞希の弁当と一緒だぜ。まあ、まずいのはしょうがねえ。わけわかんねえのもしょうがねえ。だけど、おもしろいときは、素直におもしろいって言ってくれよ。な、瑞希」
即売会に行かさないため、
和樹の原稿を破ろうとする瑞希に……
和樹「ほら、すぱっと破けよ、瑞希」
瑞希「……できない。和樹、マンガ描くの好きなんでしょ?好きなのにいいの?好きじゃなかったの?」
和樹「もちろんさ」
瑞希「なんで……とめないの」
和樹「瑞希が本気で俺にぶつかってきたからな。ちゃんとはっきり言ってくれた。だからこそ、いいかげんな答えにしたくなかった。マンガは大事だ。もちろん、瑞希も大事なダチだ。どっちもてんびんにかけれねえ」
瑞希「……」
和樹「誰かに何か言われたからって、曲げたくねえ。好きだからこそ、マンガを描くなとか言われて、描かないようじゃ、いつかホントに描けなくなる。原稿なんかいくらでも破けよ、瑞希。原稿は俺の魂込めたモンだ。大切なモンだ。だけどな……そいつは、俺の魂そのものじゃねえんだ。ダメなら、次を描く。ダメならその次を。俺の魂がカスになるまで、ずっと。おまえが気にいらないって言うなら、おまえを納得させるまで、俺は描いてやる。絶対にな」
キャラクターでは
「詠美ちゃんさま」が好きだった。
言葉遣いがヘンで面白い。
「ふみゅーん」とか
「よりどりみどりふかみどりよ」など。
性格は高圧的で
自分が人気者でいなくては
気が済まないタイプ。
彼女は最初は人気サークルだったが、
売りたいだけの中身の無い本を量産し、
読者と雑誌の偉い編集長から
ボロクソに叩かれてしまい、
自信を失いマンガを描くことが怖くなる。
そんな彼女を和樹が励まして
もう1度こみパに連れだして
再デビューした同人誌が
最後に1冊だけ売れるシーンは泣けた。
『君が望む永遠』
これもエロゲからの移植。
ドリキャスでプレイしたけど、
いやー1章のラストは衝撃的だった。
基本は遥と水月との三角関係で
どちらも傷つけたくなくて
どちらを選んだらいいか
ずっと悩んでいる感じの恋愛ゲーム。
俺は水月の方が好きだったな。
キャラクターでは
大空寺あゆが最強。
大空寺財閥のお嬢様なんだけど、
言葉遣いがきつくて変で
「あにさ」「~わさ」と語尾がおかしくて、
むかついたらすぐ
「ぼけ!」「あほんだら」と罵声をあびせる。
見た目はちっこい
ツインテールのくそガキ。
実はこの子が
「私はパンを焼いてあげました」という
超名言を言うからすごい。
これは俺が今でも忘れられないくらい
強烈に好きな台詞です。
主人公の孝之は
水月と付き合っていたが
水月との仲がこじれてきて、
あゆの方が気兼ねなく付き合えるから
孝之は水月と別れようとしている状況。
まだ正式に付き合っているわけではない。
そんな時に水月が
孝之とあゆのいるところに押しかけて来て
孝之に文句を言い始めた。
その様子を見たあゆがこう言うのだった。
あゆ「……私はパンを焼いてあげました」
孝之「ん?」
あゆ「だからあなたも、私にパンを焼いてください」
水月「っ!」
あゆ「私は誕生日プレゼントをあげました。だから、あなたも私の誕生日にはプレゼントをください」
水月「……何が言いたいのよ」
あゆ「図体デカイわりに頭悪いわねっ!」
水月「っ!」
あゆ「女々しい女を見てると腹立つのよっ!」
水月「……」
あゆ「私はこれだけのことをしてあげました。だから、あなたも私に同じだけのことをしてください。こう言えばわかるかしら?」
水月「あなたねっ!」
あゆ「私はあなたを愛しています。だから、あなたも私を愛してください」
水月「あなたには関係ないでしょう」
あゆ「ふざけんじゃないわよっ!自分がどれだけのことをやってあげたからって、相手にそれを求めるなんてただの我が侭もいいところじゃないっ!好意ってのは誰かのためにしてあげることで、そこに打算とか見返りとか、面倒なものは持ち込むなやっ!そんなんじゃあ、やることなすこと全部に他の目的があるみたいで、この世の全てが胸糞悪くなるじゃないさっ!」
水月「……」
あゆ「好きなら好きでその気持ちを最後まで貫き通せばいいじゃないさ。それが出来ないなら消えなさいよ。見苦しいだけよ」
水月「……」
あゆ「私はこんなに頑張りました」
水月「……」
あゆ「だから、私を褒めてくださいなんて……。ありもしない領収書握って借金取りみたいなみじめな姿をこれ以上さらすなやっ!」
水月「あんたなんかに……」
あゆ「好きって気持ちだけで相手を信じることができないなら、もう終わってるんじゃないの?」
この言葉は痛快でした。
確かにそうだ。
こんなよくわからん
雑食ジャンルなブログの
どうでもいいような記事でも
「いいね」をしてくれる人はいる。
でもそれって本当に
「いいね」と思ってしているのか、
「いいね」を返して欲しいから
「いいね」してるだけなのか……。
申し訳ないけど、
今はいろいろあって「いいね」は
返さないことにしているんです。
そもそも見返りを求めている
「いいね」自体が好きじゃなくて。
それはあゆのこの言葉が
ずっと心に引っかかっているからでもあります。
「いいね」の数が多いのが
良いブログだとは思わないんですよね。
まあ……それはいいか。
それと愛美のシナリオは
めっちゃ怖かった。
後の「ヤンデレ」だよね。
少しネタバレすると
主人公の孝之と恋愛関係になって
だんだん狂気的になってくるんです。
勝手に合鍵を作っていたり
ストーカーまがいの行為に嫌気がさして
別れようと告げて
愛美のアパートを出たら
階段を突き落とされて意識が飛ぶ。
気が付くと
愛美が孝之を縛っていて
そのまま監禁エンドへ……。
あ、それともう1つ、
水着シーンの
カーグラTVのパロは面白かった。
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他にもたくさんドリキャスの
紹介したいゲームはあって
うーん、語りた過ぎる!
でもこうやって
20年の節目に
いろいろ思い出せてよかった。
そう言えばあったなぁとか懐かしくて
名言集を引っ張り出してしまったし。
また何年後かに
セガサターンの昔話とかしたいなー。