「待ってられない未来がある。」
映画を10点満点でレビューしていますが
俺の中で10点をつけてもいいと思える
作品のひとつ。
『時をかける少女』
(2006年)日本映画
![]() | 時をかける少女 [Blu-ray] 6,930円 Amazon |
<あらすじ>
高校2年生の紺野真琴(仲里依紗)は、あるきっかけから過去に遡ってやり直せる力、『タイムリープ能力』を持ってしまった。ひとたびその使い方を覚えると、何の躊躇も無く日常の些細な不満や欲望に費やしてしまう。大好きなものはいくらでも食べられる、いやなトラブルも即解決!バラ色の日々……のはずだったのだが、親友の間宮千昭(石田卓也)から思わぬ告白を受け動揺してしまった真琴は、タイムリープを使ってその告白を無かった事にしてしまう。時の流れに落とされた小さな波紋。やがてそれがとんでもない事件を招く事になってしまう。
<スタッフ>
監督 細田守
脚本 奥寺佐渡子
製作 渡邉隆史
齋藤優一郎
製作総指揮 角川歴彦
キャラクターデザイン 貞本義行
音楽 吉田潔
主題歌 奥華子「ガーネット」
挿入歌 奥華子「変わらないもの」
撮影 冨田佳宏
編集 西山茂
<キャスト>
仲里依紗(紺野真琴)
石田卓也(間宮千昭)
板倉光隆(津田功介)
原幸沙知絵(芳山和子)
谷村美月(藤谷果穂)
垣内彩未(早川友梨)
関戸優希(紺野美雪)
松田洋治(高瀬栄次郎)
細田守監督のアニメ映画。
原作は筒井康隆氏の同名小説。
原作の20年後を舞台に
原作主人公・芳山和子の姪、
紺野真琴が主人公。
ごく普通の高校生・紺野真琴は
ある日、理科実験室で転倒し
時間を跳躍する
タイムリープ能力を得てしまう。
その力を自分の
ささいな幸せのために
無駄使いしていた真琴は、
友人の間宮千昭が
自分のことを好きだと告白したことも
無かったことにしてしまい、
それが思わぬ悲劇を呼ぶことになる。
青春のタイムトラベルストーリー。
この映画は泣きました。
何度見ても感動する。
素直になれない真琴と千昭。
「未来で待ってる」の
ラストシーンはもう涙腺崩壊。
あれはすごく良い演出だよね。
映像的には
人物に影を付けないという
細田監督のこだわりがあるらしい。
アニメに寄りすぎない工夫だそうです。
そして
奥華子さんの曲が素晴らしい。
エンドロールで流れる「ガーネット」で
今までの場面を
思い返しながらまた泣ける。
タイムリープものによくある
あそこがそう繋がるのか~という
伏線的な面白さは少ない。
トリック重視の作品ではなく
10代の淡い恋愛を描いた
青春物語として高く評価したい。
今のところ
俺の中で最高評価のアニメ映画は
『時をかける少女』と
『ルパン三世 カリオストロの城』の2本です。
★★★★★ 物語の面白さ
★★☆☆☆ 伏線の巧妙さ
★★★★★ どんでん返し
笑える度 △
ホラー度 -
エッチ度 △
泣ける度 ◎
総合評価(10点満点)
10点
----------------------------
※ここからネタバレあります。
-------------------------
●1分でわかるネタバレ
<結末>
功介と果穂を助けるために
時間を戻したのは千昭だった。
千昭が未来からやってきて
その時持ってきたアイテムで
真琴がタイムリープを使えるようになった。
千昭は未来から
ある絵を見るために
この時代に来たと言う。
しかしそれを
見ることもなく未来に帰る。
最後のタイムリープを使い、
真琴に全てを話してしまったからだ。
千昭が時間を戻したことで
真琴の最後の1回がリセットされた。
真琴は千昭が未来に帰れるように
理科実験室まで時間を戻して
全てを知っていることを告げる。
今度こそ本当の別れ。
未来に帰る前に好きだと伝えられず
泣きじゃくる真琴に
後ろからやってきて抱きしめる千昭。
「未来で待ってる」
それを聞いて
真琴は将来の目標ができた。
「うん、すぐ行く。走っていく」
●どんでん返し
この作品の
どんでん返し部分は2つ。
ひとつは
間宮千昭が
未来から来た人間だったこと。
ブレーキの壊れた自転車に乗った
功介と果穂が電車に轢かれそうな時、
「とまれえええ!!」と叫ぶ真琴。
しかしもうタイムリープの残りはゼロ。
その時、時間が止まった。
ブレーキの壊れた自転車を持った千昭。
「俺、未来から来たって言ったら……笑う?」
千昭に何か秘密がありそうなことは
一人で博物館にいるシーンで示唆している。
理科実験室にいた
顔のわからない人物も
髪型をよく見れば千昭だとわかる。
もうひとつの
どんでん返しは
千昭が時間を戻したから
真琴の最後のタイムリープがリセットされて
あと1回だけ使えることに気づいた場面。
ここから「変わらないもの」が流れて
夜の坂道を全力で走って
タイムリープするシーンが鳥肌。
「あの時、千昭が時間を戻したから!
なら千昭だって同じはず、千昭だって!」
「いっけえええええええ!!」
時間の流れに乗って
真琴は理科実験室で倒れて
タイムリープ能力を持った場面へ戻った。
この空間(時の回廊)の中で真琴は
千昭が来てからの思い出を回想する。
●タイムリープの回数
真琴は何回タイムリープをしたのか?
タイムリープの回数を調べてみた。
【1】自転車のブレーキが壊れて
坂道を駆け下り、
電車に轢かれそうになった時
少し前に戻っておばさんにぶつかる。
【2】河原でジャンプ。
7月12日の自宅に戻っていた。
プリンを食べようとする。
……が、河原に戻ってしまう。
(この時の移動はカウントしません。
理由は下の疑問で答えています)
【3】再び12日に戻って
今度はプリンを食べる。
【4-5】カラオケで
延長する前にタイムリープで
最初に戻って歌い直す。
家に帰った時に
「10時間ぐらい」と言っているので
通常2時間とするなら
それを5回繰り返したと考えられるが
18時までにフリータイムで入ったなら
学校終わりの15時くらいから
3時間を3回で9時間になる。
劇中では2回タイムリープするシーンが
描かれているので
それに従ってここでは2回とする。
【6】今日の晩ご飯が筑前煮と聞いて
鉄板焼きだった一昨日に戻る。
【7-8】3人の野球ごっこで
フライの落下地点を知ってから
やり直すこと2回。
【9-10-11】その野球ごっこで
千昭の球筋を知ってから
やり直すこと3回。
【12】功介が果穂に
告白された後の帰り道で
千昭が真琴に
「俺とつき合えば?」と言う。
交差点まで戻る。
【13】再び千昭が
「俺とつき合えば?」と言うので
また交差点へ戻る。
【14】妹の話をして誤魔化そうとするが
千昭が「俺とつき合わねえ?」
またまた交差点へ戻る。
もう千昭の自転車に乗らずに徒歩で帰る。
【15】高瀬が真琴に向かって
消火器を投げつける。
千昭が真琴を庇おうとしたので
真琴が少し巻き戻して千昭を助けたら
消化器が友梨にぶつかる。
お風呂で溺れそうになり
左腕に「06」と書いてあるのを見つけた。
この時点で残り6回。
とすると
15+6で最初は
21回はあったことになる。
(カラオケや野球シーンで
それ以上使った可能性があるので
21~30回だと思われます)
その後、
進路指導で職員室に呼ばれた時は
「05」に減っていた。
【16】謎の1回があったことになる。
何に使ったのでしょうか?
(後述するが
模試の成績を上げるため?)
【17】果穂と功介をくっつけようと
告白場面に戻るが、
おばあちゃんの話を出して失敗。
【18】再び果穂が功介に
告白する場面に戻るが
果穂が功介を好きなことを
先に言ってしまい失敗。
【19】7月13日まで戻って
テストで良い点を取らないようにする。
【20】中庭にタイムリープして
果穂と功介を
ジャイアントスイング事故に巻き込んで
2人が話す機会を作る。
これで残り「01」になった。
【21】千昭から電話で
「お前タイムリープしてねえ?」と聞かれて
思わず時間を戻してしまう。
また妹の話で誤魔化す。
【ラスト】千昭のタイムリープで
最後の1回がリセットされ、
真琴は理科実験室で倒れる場面に戻る。
千昭に全てを知っていることを話す。
●「白梅二椿菊図」の謎
博物館で和子叔母さんが
修復作業をしている絵。
「白梅二椿菊図(はくばいにつばききくず)」
「何百年も前の歴史的な大戦争と
飢饉の時代に描かれた」と
和子叔母さんが説明する。
作者も不明なこの絵に
真琴も不思議な魅力を感じていた。
この絵を見るために
間宮千昭はこの時代の
この季節にタイムリープして来る。
時間を止めた千昭が真琴に言う。
「川が地面を流れているのを初めて見た。
自転車に初めて乗った。
空がこんなに広いことを初めて知った。
なによりこんなに人が
たくさんいるところを初めて見た」
この台詞から
千昭の時代では大きな戦争で
人や街や文明が消失していることがわかる。
この絵にはいくつかの解釈が存在する。
実は未来の千昭の時代に描かれた絵で
誰かが過去に
持ちこんだのではないか?という説。
そこに千昭が執着する
何らかの理由があれば
(例えば千昭の親が描いたなど)
その考えも頷けるが根拠はない……。
俺の解釈はシンプルです。
この絵は本当に昔からある絵で、
千昭がこの絵を見たがったのは
世界が終わろうとしていた時に
この絵と共に生きた人達が
どのようにして前を向き、
復興につながったか知りたかったから。
自分の時代を復興させる
ヒントがあるのではないかと思い
この絵を見たがったのだと思う。
●よくある疑問
Q,真琴はどうして走って飛ぶと
タイムリープできると思ったのか?
子供たちが石を投げて
水を切る遊びを見て、
あの坂道を加速した記憶と会わせて
勢いがつけばできるんじゃね?と。
要するにただの思いつき。
Q,7月12日に戻った時、
プリンを食べようとして
河原に戻ってしまったのはなぜか?
最初の自分の意志で行ったタイムリープ。
プリンを持って
「駄目よこれ、あたしんだから!」と
怒ったら戻ってしまった。
意志と関係なく元の場所に戻ったとしたら
それはつまり
完全にはタイムリープを制御できて
いないことを意味するのではないか?
坂道で踏切に突っ込んだ時も
前の歴史では
「ぶつかっていない」はずの
デブおばさんにぶつかっている。
到着地点がまだ制御できて
いなかったと見るべきだろう。
ネットでは
プリンを妹に取られた怒りで
感情が高まってタイムリープした説があるが
それなら走る必要がなくなってしまう。
Q,真琴が12日に
「あたし跳べんじゃん!」と
タイムリープを使ってプリンを食べた後、
13日の朝は寝坊せずに登校している。
どうして寝坊しなかったのか?
寝坊してタイムリープして
1~2回やり直した可能性はあるが
俺はここはカウントしていない。
和子との会話に出てくる
「二度寝、三度寝できるし」は
寝坊してタイムリープを使った証拠にならない。
「お小遣い使っちゃっても
またお小遣い日に戻ればいいんだもん。
もう行ったり来たりし放題。
朝も二度寝、三度寝できるし、
忘れ物しても取りに行かなくて済むし」と
真琴が上げた例はどれも
まだ使っていないパターンで
これから使いたいパターンだと
俺は考えていますので。
13日の朝は
やりたいことがありすぎて
ウキウキして早く
目が覚めたのだと思います。
Q,理科実験室にいた謎の人物は誰?
千昭です。
終盤の2回目の転倒シーンでは
部屋の奥側にいた千昭が
いなくなっているという指摘がありますが
この時も千昭はこの部屋にちゃんといた。
真琴の転倒中に
表のドアから逃げて
友梨とすれ違っている。
画面を良く見ると
ノートが落ちた後には
千昭の姿は消えていた。
バサバサッという音に
まぎれて逃げたようです。
Q,福島先生が面談で
「模試の成績良かったからって……」と
言っているが、
その模試はいつ行われたのか?
左腕の数字が「06」から「05」に
減っているので
謎の1回は模試の為に
使った可能性が高い。
日付で言うと7月20日だろう。
しかし一般的に
模試の結果が返ってくるには
1ヶ月程かかる。
そんな前からやり直した描写は無い。
おそらく「06」から「05」に
減った理由を模試につなげたのだろうが
逆に混乱させてしまったように思う。
Q,功介が真琴の自転車を借りるシーンで
「ま・こ・と」と言いながら
暗証番号を「724」に合わせて
開いたのはなぜ?
携帯電話のキー配置が
「7」→「ま行」まみむめも
「2」→「か行」かきくけこ
「4」→「た行」たちつてと
であるから。
「まこと」の語呂合わせではありません。
Q,「Time waits for no one.」を書いたのは誰?
細田監督は
「おそらく千昭が書いたんでしょう」
とコメントしている。
俺も千昭かな。
千昭がカラオケで
「Time waits for no one.」と歌っているし。
「ハァ?」は無関係の
一般の生徒じゃないかと思う。
お前何言ってんの?って感じで。
この意味は
「歳月人を待たず」
「時間は待ってくれない」
二度と戻らない時間を
無駄にしないようにということ。
この後に真琴が全力で走る
謎のシーンがあります。
和子叔母さんが言った
「待ち合わせに遅れた人がいたら
走って迎えに行くのがあなたでしょ」
要するに時間は待ってくれないから
自分から走って迎えに行けということを
映像で表現しているのだと思う。
なんといっても
時を駆ける少女ですから。
Q,タイムリープ能力を持った
直後に戻ったなら
回数が回復しているのでは?
どうやら自分の意志で
使った分の回数は
普通には戻らないようです。
それが出来てしまうと
チャージした直後に戻って
使いたい放題ですから。
ただし
自分の記憶に残らない形なら
回数が戻るらしい。
千昭が時間を戻したことで
真琴の回数が戻った。
真琴が時間を戻したら
千昭の回数も戻る。
千昭が未来から来たことを
真琴に話した話を覚えていたら
千昭の回数は戻っていない。
だからタイムリープの種を見せられて
どうしてこれを知っているのか尋ねた。
ということは千昭の
「お前タイムリープしてねえ?」も
真琴の記憶には残っていないはず。
嫌な予感がして
踏切まで来たのは覚えているが
あの電話がかかってくる前に戻ったので
その後の電話の会話自体が
真琴の記憶から消えている。
Q,タイムリープの回数が
ゼロになったと思った真琴が、
実は1回残っていたことに驚く 描写があるが、
時が戻ったならば
回数がゼロになった記憶も
ないはずではないか?
確かに電話の前に戻ったら
真琴はあと1回残っていることを
知っていたことになる。
「タイムリープしてねえ?」で
最後の1回を
使った記憶がないのだから。
うん、矛盾している。
ネットでは千昭が
真琴の記憶の一部を
復活させたとか諸説あるが、
記憶操作能力は本編で説明がないし
どれが正しいかわからない。
好意的に考えると
千昭の言う功介が死んだ話で
自分がタイムリープを使い果たして
2人を助けられなかったと思い、
もうゼロだったと思っていた?
「01」になっていることに気づくのは
翌日の夜なので
それまで一度も
左腕を見なかったというのは
なかなか苦しい……。
Q,千昭が真琴の
タイムリープに気づいたのはいつ?
はっきりいつかはわからない。
しかし突然いなくなって
別の場所に移動したり、
怪しい行動が目立っていた。
何より千昭は
タイムリープ装置を失くして
誰かに使われてはいないかと
心配していたから
今までの真琴の様子を推理して
タイムリープしてないかと聞いた。
Q,千昭が「帰らなきゃいけなかったのに、
いつの間にか夏になった。
おまえらといるのが、あんまり楽しくてさ」
と言ったのに対して、
真琴が「そんな言い方してなかった」
と言っているが、
千昭は前にも同じことを言っている。
この真琴の言葉の意図は?
真琴は千昭の本音が聞きたかった。
好きだと言ってほしかった。
それで少し意地悪をして
別の言葉を引き出そうとしたのだ。
「じゃあ何て?」と聞き返されて
「言わない」と
答えられずにいる様子をみても
真琴が嘘をついていたことがわかる。
Q,真琴と千昭が別れる時、
一度消えた千昭が戻ってくるけど
どこに隠れていたの?
千昭のタイムリープの仕方に
謎を解くカギがあるのでは?
千昭は一時的に
時間を止めるタイムリープを使う。
真琴が「とまれ!」と言った時に
踏切で起きた現象がそれだ。
この時、
千昭のアザみたいな数字が
「00」で点滅していた。
あの時、時間を止めて
一時的に隠れたのではないか?
交差点で「どこ見てんだよバーカ」と
からかったのが伏線なら
あんな風に後ろや横にいたとも考えられる。
あるいは
タイムリープしている途中で
戻ってこれる設定なのかも。
姿を消す能力まではさすがに無いだろう。
Q,メイキング裏話を教えて。
- 仲里依紗はオーディションの時「千昭」を「ちひろ」と読んでいた。
- 真琴が叫ぶシーンが多くて、叫び方を練習した。
- 真琴を演じるにあたっては「素です」と仲里依紗。
- 細田監督を見た第一印象は「大きいなぁ」と板倉。
- 真琴がプリンを食べて「うまい」と言うシーンは、ボールペンを咥えて収録。水中でしゃべるシーンは、指でアワワワと言っている。
- オーディションは3人のキャッチボールのシーンをアフレコで使った。
- 千昭役の石田はカラオケの場面で、監督が即興で作った架空の歌を歌わされて困ったらしい。
- 友梨に消化器が当たる場面は、可愛い声になりすぎないように何度も撮り直した。
- 板倉は果穂の「痛いでふ」のシーンが好き。
- 録音は順番に収録(順撮り)している。約5日間。
- 千昭が時間を止めて未来のことを話す場面は、全体収録後の別撮り。
- 仲は「いっけええ!」の後の「変わらないもの」のシーンでいつも泣く。
- 真琴が千昭のところに向かう走るシーンは、酸欠で過呼吸になりそうだった。
- 3人が野球をしているグラウンドのモデルは、東京都中野区哲学堂公園の野球場。倉野瀬高校のモデルは、東京都杉並区の東京女子大学善福寺キャンパス。Y字路の場所のモデルは、東京都豊島区高田1丁目の分かれ道。タイムリープで駆け下りた坂のモデルは、東京都豊島区目白台の富士見坂といわれている。
- 真琴のスカートはかなり短いが、中身が見えるシーンはひとつもないように作っている。
●「未来で待ってる」とは?
この映画を最初に観た時、
千昭の言う名台詞「未来で待ってる」を
俺は勘違いしていました。
将来タイムリープが開発されたら
俺の時代に来いよという意味で
「未来で待ってる」のかと思っていた。
上記のチャージした直後に戻ったので
実はタイムリープ回数が戻ったと
思っていたのかもしれない。
いや全然違うし。
その意味の「待ってる」
じゃないんだよなぁ。
要するに
「何を待っているか?」が重要。
真琴との再会を待っているんじゃない。
「白梅二椿菊図」を
未来に残してくれということ。
それを待っているという意味です。
もう二度と会えないことを知っていた
千昭の精一杯の愛情表現かもしれない。
それに対する真琴の
「うん、すぐ行く。走っていく」は
タイムリープするという意味じゃなくて
積極的に関わって(走って)
絵を未来に残すという意味だ。
「あたしもさ、
実はこれからやること決まったんだ」
と言う真琴。
真琴が決めた進路は
絵を保存するために
和子さんのもとで働くのだと思われます。
見上げる空の先は
千昭のいる未来の空か―――――。
“あなたと過ごした日々を
この胸に焼き付けよう
思い出さなくても大丈夫なように
いつか他の誰かを好きになったとしても
あなたはずっと 特別で 大切で
また この季節がめぐってく”