刑事コロンボ
(1968年~2003年)アメリカの刑事ドラマ
主演 ピーター・フォーク(コロンボ警部)
脚本 リチャード・レヴィンソン&ウィリアム・リンク
●レビュー点数(10点満点)
★犯人役
○犯行トリック
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#1『殺人処方箋』 ●8.5
★ジーン・バリー
○共犯者が被害者に変装してアリバイ工作する
#2『死者の身代金』 ●7.5
★リー・グラント
○被害者が誘拐されて殺されたようにみせる偽装誘拐
#3『構想の死角』 ●7
★ジャック・キャシディ
○被害者に電話でオフィスに居ると言わせて殺し、場所を誤認させる
#4『指輪の爪あと』 ●7.5
★ロバート・カルプ
○自分の犯した殺人を探偵として捜査に協力するふりをする
★エディ・アルバート
〇犯行の目撃者を口説いて証言を変えさせる
#6『二枚のドガの絵』 ●9
★ロス・マーティン
○殺人の後で共犯者が現場で発砲して時刻を誤認させる
#7『もう一つの鍵』 ●8.5
★スーザン・クラーク
〇被害者を寝室側から入らせて強盗と間違えて殺したことにする
#8『死の方程式』 ●6.5
★ロディ・マクドウォール
○葉巻ケースに爆薬を仕込み遠隔殺人を狙う
#9『パイルD-3の壁』 ●7
★パトリック・オニール
○一度捜査した建築中のビルのパイルに死体を埋める
#10『黒のエチュード』 ●7.5
★ジョン・カサヴェテス
○コンサート直前に抜け出して修理に出した車で移動する早業殺人
#11『悪の温室』 ●7.5
★レイ・ミランド
○偽装誘拐に協力するふりをして最後に共犯者を殺す
★ロバート・カルプ
○第三者の仕掛けた盗聴器にアリバイ工作の電話を録音させる
#13『ロンドンの傘』 ●8
★リチャード・ベースハート、オナー・ブラックマン
○楽屋に来て死亡した被害者を、屋敷に運んで階段から落ちたように偽装
#14『偶像のレクイエム』 ●7.5
★アン・バクスター
○トラブルで車を交換したために人違いで被害者が死んだと思わせる
#15『溶ける糸』 ●7
★レナード・ニモイ
○心臓弁の手術に溶ける糸を使い、数日後に溶けて傷口が開き死亡させる
#16『断たれた音』 ●8
★ローレンス・ハーヴェイ
○ゴミ粉砕機に突き落としてチェスの対局から逃げたように偽装する
#17『二つの顔』 ●8.5
★マーティン・ランドー
○双子が二人一役で入れ替わりながら殺人を犯す
#18『毒のある花』 ●7.5
★ヴェラ・マイルズ
○麻薬入りタバコを吸わせて交通事故を狙う
#19『別れのワイン』 ●7
★ドナルド・プレザンス
○ワイン貯蔵庫に空調を切って閉じ込めて窒息死させる。
#20『野望の果て』 ●7.5
★ジャッキー・クーパー
○被害者に自分の服を着せて、自分と間違って殺されたように見せる。
#21『意識の下の映像』 ●8
★ロバート・カルプ
○<潜在意識のカット>で被害者の行動を操り殺害する。
#22『第三の終章』 ●7
★ジャック・キャシディ
○共犯者に殺人を委託し、自分は泥酔して車をぶつけてアリバイを作る。
#23『愛情の計算』 ●6.5
★ホセ・ファーラー
○ロボットをアリバイ工作に使う。
#24『白鳥の歌』 ●7
★ジョニー・キャッシュ
○小型飛行機に眠らせた被害者を乗せ、自分だけパラシュートで脱出。
#25『権力の墓穴』 ●9
★リチャード・カイリー
○友人の殺人を後始末して、自分の殺人の後始末を友人にやらせる交換条件殺人。
個人的コロンボベスト10+α(現時点で視聴済みのもの)
●良いと思うポイント
第1位 『二枚のドガの絵』●鮮やかなラスト、意外な手掛りの残し方
第2位 『権力の墓穴』●交換条件殺人トリック、細かすぎる伏線回収
第3位 『二つの顔』●双子トリック、考察しないと実行犯がわからない
第4位 『殺人処方箋』●コロンボの基礎、一人二役のアリバイトリック
第5位 『もう一つの鍵』●mistakeの伏線回収、正当防衛トリックの破綻
第6位 『断たれた音』●ラストの切れ味、コロンボと犯人の心理戦
第7位 『アリバイのダイヤル』●犯行トリックが多い、逆転の発想の決め手
第8位 『意識の下の映像』●犯行トリックが奇抜、同じ手法の逆トリック
第9位 『ロンドンの傘』●コロンボの先手を打つ犯人、ラストのトリッキーな罠
第10位 『野望の果て』●二人一役トリック、「はい」「はい」「はい」「いいえ!」
第11位 『指輪の爪あと』●免許証の伏線回収、コンタクトの逆トリック