Quantcast
Viewing all articles
Browse latest Browse all 997

【ネタバレ注意】刑事コロンボ『第3話・構想の死角』の伏線解説と感想

 

刑事コロンボ

#3『構想の死角』

[MURDER BY THE BOOK]

(1971年9月15日放送)アメリカ

(1972年11月26日放送)日本

 

 

 

 

<あらすじ>

ジム・フェリス(マーティン・ミルナー)ケン・フランクリン(ジャック・キャシディ)はコンビでミステリを発表し、ベストセラー作家の名声を手に入れていた。が、もっとシリアスな小説を書きたいジムはコンビ解消を申し入れ、ケンは相棒の殺害を計画する。サンディエゴにある別荘にジムを誘い出したケンは、「まだオフィスにいる」と自宅の妻に電話をかけさせ、その通話の最中に彼を射殺した……!。

Image may be NSFW.
Clik here to view.

 

<スタッフ>

監督 スティーヴン・スピルバーグ

脚本・原案 スティーヴン・ボチコ

製作 リチャード・レヴィンソン&ウィリアム・リンク

音楽 ビリー・ゴールデンバーグ

撮影 ラッセル・L・メティ

編集 ジョン・カウフマンJr.

 

<キャスト>

ピーター・フォーク(コロンボ)ロサンゼルス市警警部

ジャック・キャシディ(ケン・フランクリン)ミステリ作家(営業担当)

マーティン・ミルナー(ジム・フェリス)ミステリ作家(執筆担当)

ローズマリー・フォーサイス(ジョアンナ・フェリス)その妻

バーバラ・コルビー(リリー・ラ・サンカ)雑貨店店主

リネット・メッティー(グロリア)インタビュアー

 

劇場映画デビュー前の

24歳のスピルバーグの

監督作品として名高い

シリーズ化第1作。

アメリカでは今回から

本格的なテレビシリーズとして

3週間~1ヶ月ごとに放送された。

 

原題の「by the book」は

「型どおり、定石の」という意味だが

ジムの書いたシナリオを利用した

「本(シナリオ)による殺人」で

筋書き殺人という2重の意味がある。

 

世間ではかなり評価の高い作品だが

個人的に犯行トリックに斬新さが無く

そこまでではなかった。

前2作にあった「逆トリック」で

犯人を罠にハメる展開が

無かったのが物足りなかったのかも。

でも郵便物の発覚トリックは良くて

「請求書は気になりますものね」と

コロンボが皮肉を言うのが面白い。

 

犯人がライターを置き忘れて

立ち去ろうとするので

あれ?忘れてるけど大丈夫?と

視聴者を不安にさせて

すぐライターを取りに戻って

悠々とタバコをふかす演出。

ま~た視聴者を

手玉にとろうとしてんな。

 

しかし今回の犯人には

全く同情できないので

「もう1つだけ気になることがあるんですよ」

と言ってしつこくつきまとうコロンボに

いいぞもっとやれと思ってしまった。

 

コロンボが小説を10冊以上借りて

数日で全部読んでしまうのはすごい。

ケンはコロンボを追っ払うために

適当に本を持たせたんだけど

あの本の中に

事件解決のヒントがあったらなぁ。

そしたらケンも悔しいだろうに。

 

最後ちょっと切ない終わり方で

余韻があった。

メルヴィル夫人の肖像画が

どアップになるのは怖いが……。

 

☆☆☆☆☆ 犯人の意外性

★★★☆☆ 犯行トリック

★★★☆☆ 物語の面白さ

★★★☆☆ 伏線の巧妙さ

★★☆☆☆ どんでん返し

 

笑える度 -

ホラー度 -

エッチ度 -

泣ける度 -

 

評価(10点満点)

 7点

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

------------------------------

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※ここからネタバレあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

-------------------------

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1分でわかるネタバレ

 

○被害者 ---●犯人 -----動機【凶器】

ジム・フェリス ---●ケン・フランクリン ---金銭欲と憎悪【射殺:銃】

リリー・ラ・サンカ ---●ケン・フランクリン ---障害の除去【撲殺:ビン】

 

<結末>

サンディアゴの

ケンの別荘付近の湖から

発見されたラ・サンカの死体を調べ

「ただの顔見知り」と言ったケンが

サイン本まで渡していたので

嘘をついていたとわかり、

ラ・サンカに犯行を見られて

強請られたケンが

金を渡していたことを突き止める。

 

第1と第2の殺人の違いから

第1の電話トリックは

死んだジムのトリックだと暴き

その証拠のメモをケンに読んできかせると

ケンは「結構」と言って犯行を認めた。

 

そして去り際に

実はそのトリックは

ケン自身が考えた唯一のアイディアで

5年前にジムに話したと言う。

それをメモしていたのが逮捕に繋がった。

 

 

トリック解説

 

ケンの使った

「犯行トリック」

被害者本人に○○に居るという

電話をかけさせて

その会話中に●●にいる被害者を殺し

電話の相手を目撃者にして

事件現場を誤認させるトリックです。

 

ロサンゼルスのオフィスから

車で2~3時間かかる

サンディアゴの別荘まで

被害者ジムを連れ出す。

 

途中の雑貨屋で食料を買うついでに

ジムの自宅にいる妻ジョアンナに電話し

自分は別荘にいることを印象づける。

 

別荘についたら

妻との夕食の約束を気にするジムに

「まだオフィスにいる」

「仕事で遅れそうだから夕食はまた今度」

という嘘の電話をかけさせて、

その会話中にジムを射殺する。

銃声に驚いた妻は警察に連絡し

オフィスで事件が起きたと勘違いする。

 

ジョアンナはすぐケンの別荘にも電話、

それに出ることで

現場から3時間も離れた場所にいるから

ケンにはアリバイができる。

 

ケンはすぐ戻ると言い、

ジムの死体を車のトランクに乗せて

ロサンゼルスへ戻り

自分の家の庭に死体を捨て

ジムが執筆のために調べていた

犯罪組織の連中に殺されたんだと

説明する……という計画。

 

第2の殺人は

途中で立ち寄った雑貨屋で

店主が車に乗っているジムを

目撃していたので

殺さなくてはいけなくなった。

そのため

お粗末な犯行になってしまう。

 

 

それでは

犯人のミスや

探偵が気づくきっかけになった

「発覚トリック」をピックアップ。

 

①犯罪組織のボスの

名前を書いたリストが

机の引き出しに入っていたが

内ポケットに入るくらいに

細長く折りたたまれていた。

この場でタイプした紙を

なぜわざわざ折る必要があったのか?

→この紙が外部から持ちこまれたことにコロンボが確信を持っているのは、「誰かが内ポケットに入れてたみたいだ」とわざわざ言ったことから明らか。ケンが持って来てこの引き出しに入れた。ジムは紙ならなんでも折って、しおりにしてしまう癖があったと誤魔化している。(本当かどうかはもはや2人にしかわからない)

 

②サンディエゴの別荘から

知らせを聞いて帰ったと言うが

サンディエゴからなら

車よりも飛行機の方が早い。

なぜ車で?

→気が動転していた、それに空港までの移動を考えたらたいして変わらないと思ったからとケンは答えた。実は車のトランクに死体を入れていて、どうしても自宅まで運ばなければいけなかったから車を使った。

 

③犯人が無意識に

帰宅後にいつも通り

郵便物の封をあけてしまう。

→その日、帰宅したら庭に死体が置いてあった。すぐ電話で警察に通報したと言うが、その時にしろ後にしろ郵便物なんかを開けている場合じゃ無いはず。ついいつもの癖が出て墓穴を掘ってしまうという素晴らしい手がかりの見本。

 

④ラ・サンカに

車に乗っているジムの姿を見られていた。

→ラ・サンカはケンの大ファンの雑貨屋店主の女性。プレイボーイなケンの女性関係を気にしており、自分が付き合いたいと思っているほど。今日はどんな女を連れているのか確かめたくて、ケンが電話をかけに店の奥に行ったすきに、窓から車を見たら、相棒のジムが乗っているのを見てしまった。犯人がアリバイ計画中に第三者に被害者を見られるという致命的なミスだ。

 

⑤2本のシャンパンが

用意してあるのを見たコロンボが

ケンがこれから向かう別荘で

誰かと会うのかと質問する。

→テーブルに2本あるだけで察するのはどうかと思うが、シャンパンが2本というのがひっかかりになった。1人で飲むには多く、友人が死んだばかりなのになにかお祝い事かと。事実、ケンはラ・サンカの口止めのために会って食事をし、殺さなければならなかった。ちなみに英語圏では「シャンペン」で吹替えも「シャンペン」と呼んでいるが、日本的には「シャンパン」が一般的なのでこっちで統一してます。

 

⑥コロンボが昨夜

ケンの別荘に電話したが

誰も出なかったと言う。

ラ・サンカを湖に捨てにいっている間に?

→ケンが「夜はやることがなくて家で本を読むか寝るかだ」と言った矢先に「でも昨夜は家にいるのに電話にでませんでしたよね?」と攻撃。これはコロンボがケンを疑っていてカマをかけているのか、本当に電話かけたのか確かめようが無い。ケンは焦ったが、コロンボがそれ以上突っ込まず去って行ったのが不気味だっただろう。

 

⑦死亡したラ・サンカのことを

「見たことはあるがよく知らない」

とケンは答えたが

ラ・サンカの店の買い物の箱があるし、

ラ・サンカに頼まれて以前渡した

ケンのサイン入りの本が見つかって

ケンが嘘をついていたことが発覚。

→買い物をしている顔見知りなのだから、別に知り合いと言ってもよかったはず。嘘をつくというのはやましいことがあるからで、この小さな嘘が大きな落とし穴になる。

 

⑧ケンの銀行の口座を調べたら

昨日1万5千ドル引き出して

今日1万5千ドル戻している履歴がある。

→あからさまに強請られて金を下ろしたが、使う必要がなくなって戻したことがわかる。さらにケンとジムはお互いに多額の生命保険をかけあっていた。

 

⑨第1の犯行の電話トリックに比べ

第2の犯行のトリックはお粗末なこと。

→ジムは生前、タバコのケースやマッチ箱の裏にトリックのアイディアをメモしていた。つまりケンの第1の殺人のトリックはジムが発案したものを利用している(と思われたが実はこの殺人トリックは5年前にケンが考えた唯一のアイディアだった)。2人は分業でケンは1度も自分で小説を書いたことが無いため第2の殺人でボロが出る。婦人が深夜にボートの上で酒を飲み、転倒して頭をぶつけて湖に落ちるなどというケースはまずありえない状況。検視すれば被害者の肺には水を飲んだ形跡もないことがわかる。となれば他殺は明白だ。

 

⑩最後の決め手になった

ジムが残したトリックノート。

今回の殺人と

全く同じ犯行がメモしてあり、

ケンは言い逃れできなくて自白する。

→「それは僕のアイディアさ。5年前にジムに話したことがある。わざわざメモをしておくなんて馬鹿な奴さ」と言い捨てたが、自分の唯一のアイディアを忘れずメモしてくれていたことを少し嬉しく思ったんじゃないだろうか……。そう思うとちょっと切ないね。

 

 

●伏線まとめ(★はとくに巧妙なもの)

 

【シャンパンのコルク】

ケンがジムに仲直りだと言って

シャンパンを持って来て乾杯する。

その時、雑にコルク栓を飛ばした。

  • この事務所の時のはいいが、後にラ・サンカの殺害現場となった彼女の家でも同じようにコルクを飛ばしてコロンボに拾われている。

【犯罪者のリスト】

リストに目を通してくれないかと

ケンが何かの紙を渡す。

犯罪者の名前が書いてあり

ジムには全く心当たりが無い。

  • これ、ケンがこの紙にジムの指紋を付けさせるためにやったこと。さりげない。

【ケンが女連れか興味津々な雑貨屋店主】

雑貨屋店主のラ・サンカは

ケンに気があって焼き餅を焼く。

「今日はどんな女性?ブロンド?赤毛?」

そう言ってケンを困らせる。

  • ケンがどんな女を連れているのか、ケンが奥に電話に行ったすきに店の外の車を覗いて、ジムが車にいることを見ていた。新聞でジムが事務所で死んだと書いてあってそんなはずはないと気づき、ケンの犯行を疑う。

★④【ジムの既視感(デジャヴ)】

別荘に向かう車の中で

ジムがなんだか嫌な気分だと言う。

「昔1度ここらに来たような気がしたんだ。既視感ってやつだよ」

  • ジムは1度もこのサンディエゴに来てはいない。しかし自分がメモしたトリックのアイディアの中に似たシチュエーションがあった。元はケンが考えたトリックのアイディアだが、それをトレースしてこれから行われる殺人自体が既視感であることを示唆している。良い伏線。

【湖の見える別荘】

ケンの持つサンディエゴの別荘は

の見える景色の良い場所。

ジムも「これなら女の子もイチコロだ」と

ケンの色男ぶりに納得。

  • この湖にラ・サンカの死体を沈めた。単に景色のいいところに別荘を持ってる金持ちという設定だけじゃなく、こうして後に重要な場所として絡めてくるのは良い。

【トリックをメモしておく性格】

被害者のジムは

トリックを思いついたときは

マッチ箱やタバコケースにメモすると

妻ジョアンナは言う。

「思いついたことは手当たり次第メモしておく。マッチ箱やタバコのケースの上に」

  • 後にコロンボがマッチ箱に書いてあるトリックメモに気づくための伏線。

 

 

●欠点や疑問など

  • 自白があっさりしすぎ。トリックがジムの書いたメモと一致したからどうだと?ケンと直接繋がる決定的なものではないので言い逃れ可能。
  • その自白に関して第1の犯行と第2の犯行の違いを持ち出されて、プライドの高いケンは第1のトリックは自分のアイディアだと言いたかったとの考察もあるが、ケンはメルヴィル夫人シリーズを自分で書いてる気持ちになっている(インタビューのシーンに「2人で執筆した」と答えてます)ので、わざわざ捕まるために自白するのはさすがに無いのじゃないかと。あの会話の中にケンの心を変える何かがあったとすれば……上に書いたように俺のアイディアをあいつも覚えてくれてたんだという小さな嬉しさがトリガーになり、もう終わらそうと観念したんじゃないかと俺は思います。
  • 犯罪組織を調べ回ってるくらいで殺す?殺し屋の仕業に見せかけるのは苦しいのではないか。それに犯罪組織のボスのリストをケンも知っていること自体アレ。紙をジムに渡して指紋を付けたにしても、お前の指紋の方が多いだろ。
  • ラ・サンカは窓から車の中に男が乗っていてそれがジムだとわかったと言うが、ケンは車を見えないように店の裏側のところで停めている。今見えている緑のひさしの窓から見たら車の右後ろ側からしか見えず、右座席にいるので右の後頭部は見えたかもしれないが中に乗っている人物の顔などはっきり見えないと思う。気になりすぎて店の外に出てギリギリまで近づいて確認したのならばラ・サンカは「窓から見た」と言ったので嘘が確定する。Image may be NSFW.
    Clik here to view.
    Image may be NSFW.
    Clik here to view.
  • 雑貨屋の電話からロサンゼルスのジムの家にかけた履歴が残っているのでは?
  • 車のトランクにジムの髪の毛や血液やくるんだ毛布の痕跡が残っていない保証がないので、トランクを調べられたらアウト。

 

 

●名台詞

 

ジムが行方不明の知らせを聞いて

飛んで戻ったケンは

警察の進まない捜査に

苛立ったふりをする。

ケン「何をもたもたしてるんだね。状況はかなり詳しくわかってるんだし、メルヴィル夫人ならとうに真相をつかんでる」

コロンボ「小説の主人公ですか?」

ケン「ああそうさ。彼女ならおそらくこう言うだろう。これは単純な失踪事件じゃない。手慣れた殺し屋の仕業だって」

 

ケンがミステリ小説を

コロンボに大量に持たせて

追い払おうとしたら

コロンボが立ち止まる。

コロンボ「ああ、フランクリンさん。もう1つだけ教えてくれませんか。たいしたことじゃないんですけど」

ケン「なんだね?」

コロンボ「あなた電話で事件の知らせを聞くとすぐ車に飛び乗ってサンディエゴから帰ってきたとおっしゃいましたね?」

ケン「ああ、その通り」

コロンボ「私だったら飛行機で帰るなぁ。サンディエゴからならいくらでも便があるし、その方がずっと早いんじゃないですか?」

ケン「……そりゃあそうだろうけど、あの場合そこまで考える余裕が無かったんだ」

 

電話のそばの郵便物が

封が開いているのが気になって

コロンボが質問する。

コロンボ「あなたが帰ってきたら死体があったって話だけど、その辺をもういっぺん確かめたいと思いましてね」

ケン「それはいいが、さっきも話したじゃないか。車から降りたら死体が置いてあったんだ。だから大急ぎであなたに電話したんじゃないか。何かまずい点でもあるかね?」

コロンボ「いや、そういうわけじゃないんです。どうもすいません」

ケン「待ちたまえ。どうして改まってそんなことを聞いたんだ?」

コロンボ「え?手紙ですよ」

ケン「手紙?」

コロンボ「封を開いてそこに置いてあったでしょ?普通の人ならこういう場合、手紙を読んだりしないはずだ」

ケン「……なるほど。それはそうだ。私だって覚えがないんだ。無意識で開けたんだろう。ショックのあまり」

コロンボ「ああ~わかりますわかります。請求書って嫌ですからね」Image may be NSFW.
Clik here to view.

 

ケンが女性を誘って舞台劇を鑑賞し

女性が誰が犯人か

最後までわからなかったと話すと

トリックは月並みと批判する。

ケン「これだけは覚えておいて損はないだろうね。ミステリーで双子の兄弟が出て来た時には推理を複雑にするためのカモフラージュで、犯人はたいてい別な人間なんだ」

 

ジムの妻ジョアンナに

ケンが犯人だと断定するコロンボ。

ジョアンナ「とても信じられないわ。昔から知ってるけどそんな人じゃないもの」

コロンボ「いや奥さん。たとえ100年来の知り合いだろうがそんなことはこの際問題じゃないんですよ。彼があなたのご主人を殺したことは確かなんだ!」

 

●好事家のためのトリックノート

 

3-C、音によるアリバイトリック

【場所の誤認】

別荘に被害者を連れて来て電話をかけさせ、「まだオフィスにいる」と嘘を言わせた直後に被害者を射殺する。銃声を聞いた電話の相手は被害者がオフィスで撃たれたと勘違いし、別荘にいる犯人に電話をかけてきたらそれに出ることでオフィスから3時間離れた別荘にいるというアリバイができる。

 

8-B、心理的手掛かりの機智

【無意識に郵便物を開封する】

帰宅したら死体があったと警察に通報したが、郵便物が開封してあった。死体を見たら普通それどころではないはずだが、犯人は無意識にいつも通り郵便物の封をあけているので落ち着いていたことがバレてしまう。

 

9-A、筋書・教科書殺人

【相方のトリックメモ】

2人組のミステリ作家が相方の書いた殺人トリックで相方を殺す。(元のアイディアは犯人自身が考えた)

 

 

『刑事コロンボ』各話レビューまとめ


Viewing all articles
Browse latest Browse all 997

Trending Articles